語り場

久しぶりに会った後輩が声変わりをしていました。
なまじ小学校3年生のときから知ってるから、ちょっとだけ感慨深かった。

今日は海に行ってきました。
私はよく、地元のボランティアで子供を乗せてくれるヨットに遊びに行きます。
といっても、訓練内容は遊びじゃありません。海に出る=命がかかるということなので、もちろん海に出たら真剣です。
趣味がヨットと聞いて高級なイメージを持つ人がよくいるようですが、私はあくまで乗せてもらってるだけなんですって。家にヨットなんかあったりしませんよ。だって、維持費莫大じゃないですか。欲しいですけどね。
　
今日はちょうど秋晴れで風が強く、5.4ノットとかいう速度が出てしまったりして（かなり速いです）とても気持ちの良いクルージングが出来ました。
風の強さに船は思い切り傾いてましたけどね。風下側の端に座っていたら水面にせり出していたわけでもないのに膝がぬれたときは、本気で転覆を心配してしまいました。ディンギー（エンジンを積んでいない小型ヨット。軽くて下手をするとよくひっくり返る）と違って図体が大きいので簡単に倒れはしないのはわかってるんですが、あのままスピードを出し続けていたら……と思うと身の毛がよだちます。
特に、その時はキャプテンがキャビンで昼寝していたので。

操船訓練のため、本日は出航・入航時の帆についての指示と舵を私が完全に任されていたんです。だから、やることの無いキャプテンは昼寝。信頼してくれるのは嬉しいんですが、肝が冷えます……不祥事が起きればたたき起こせばいいのは知っているんですが。
フォローに回れるように大人の方が一人ついていてくれましたが、本当に緊張しました。
不手際もたくさんあったのですが、一緒に乗っていた皆が助けてくれました。ありがとう後輩。私は何とかやり遂げた！

まだまだ学ぶべきことはたくさんあります。少しずつでも、知識を身につけて生きたいです。
そのためにはやっぱ修行だな。海に通って頑張ります。

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